イスラエル、ガザ南部など攻撃 ネタニヤフ首相訪米中
(VOVWORLD) -イスラエル軍は24日、パレスチナ自治区ガザ南部ハンユニスの東の町を攻撃し、住民によると民家が破壊され、数千人が避難を余儀なくされました。イスラエルのネタニヤフ首相は数時間後に米議会で演説しました。
(写真:AP) |
ガザの救急サービスによりますと、ハンユニスの東に位置するバニスヘイラで自宅に閉じ込められた住民から救助要請があったものの、町に到達できなかったといいます。
医療関係者はその後、バニスヘイラへの空爆で2人が死亡したと述べました。イスラム組織ハマスの軍事部門はバニスヘイラで戦闘員がイスラエル軍輸送車に対し爆弾を爆発させたと明らかにしました。
イスラエル軍は同国に向けて戦闘員がロケット弾を発射するなどしている地域で作戦を実施したと説明しました。
住民は「人道地区」に避難するよう命じられたが、同地区はもはや安全ではないと語りました。
イスラエル軍はガザ中部や北部でも空爆を実施し、南部ラファでは戦闘員と近接戦闘を展開しました。保健当局によりますと、中部ブレイジ難民キャンプへの空爆では9人が死亡しました。(ロイター)